練馬でもデモに参加しました

3月11日、東日本大震災から7年たちました。

いまだ避難生活を余儀なくされている方が7万人以上。その中には地震と津波だけでなく、福島第一原発の事故によって避難生活を送らざる得ない方がいることを忘れてはならないと思います。

この日、脱原発を訴え、練馬駅北口の公園を出発して歩く「練馬でもデモ」に参加しました。デモの前に震災被害者への黙祷をささげて出発、「原発いらない!」と訴えました。

沿道からは手を振ってくれる人もいて、反応は温かいものでした。

原発避難者にとって一番気がかりなのは、健康と住まいの問題です。

子どもの甲状腺がんが発見されたり疑いがある児童の人数が増えています。手術を受ける子どもの人数も増加していて、今の時代に生きる大人として見守り支援する責務があります。

住まいでは、昨年避難指示と避難準備解除地域が避難解除されていますが、「戻るに戻れない」、「戻ってもコミュニティがない。」のです。実際に子どもの人数が極端に少ないなど、放射能への不安を受け止めようとしない、国の戻す政策は間違いであることは明らかです。

「子ども・被災者支援法」はあっても実行されず、被災者の健康を守り住まいの保障を十分におこなわない現政権は糾弾されるべきです。

何より原発事故は、国会の事故調査委員会が「人災」と結論したのに、責任の所在が追求されていません。人災なのですから、事故への十分な備えをしなかった東京電力、事業者に適正な管理を促すはずのの責任は明らかです。

被災者への人権の上での生活保障を求め、事故への責任追求に力を尽くします