練馬区独立70周年記念キャンぺーンムービー~区に寄せられた意見から

2018年4月7日 08時00分 | カテゴリー: 活動報告

区ホームページのトップで練馬区独立70周年記念映像が完成したと紹介され、70周年記念事業である「花火フェスタ」や「真夏の第九」など見ることができます。「70周年記念事業」には、「I love練馬あるある」のキャンペーンムービーと絵本も含まれています。

ムービーと絵本には「板橋区には勝てそうな気がする」、「港区には勝てる気がしない」の表現があります。

「Ilove練馬あるある」のムービーと絵本が発表されてから、区に対し下記のような意見が寄せられました。

(区ホームページより)

寄せられた声

「I Love 練馬あるある」のキャンペーンムービーは、居住地による差別を助長していると思う。このような動画を流すのはいかがなものか。

区の回答

「I Love 練馬あるある」キャンペーンムービーに掲載している「あるあるネタ」は区民の皆様から募集したものです。ムービーは、各区の勝敗を意識したものではなく、練馬区が23区の中で唯一独立して誕生したことを表現しており、より多くの皆様に関心を持っていただくことを意図しています。様々なご意見があることは承知しておりますが、このムービーをきっかけとして、各区が切磋琢磨し合い、相互に自区を盛り上げていければと考えています。

29年07月10日回答   施策:行政運営

ここで気になるのは上記の区民意見に対して、回答「切磋琢磨」はおかしいと思います。

「『あるあるネタ』は区民の皆様から募集した」としていますが、それを取捨選択してまとめたのは作者ですが、「70周年記念事業」としてすすめたのは、区の責任です。さらには区が差別的と取られかねないものを作って公表しているのに、ほかの区にまで切磋琢磨を求めて「相互に自区を盛り上げていければ」とはあきれます。当事者である区が始めたことなのに人ごとのようで、尊大のきわみです。

区の独立70周年事業であるこのキャンペーンムービーは、区の予算を使い、繰り返し練馬駅ココネリや池袋駅構内で上映されました。絵本は配布し、区内観光案内所・一般書店で販売しました。しかし、70周年記念事業映像には、そうした活動の映像は入っていません。

キャンペーンムービーの一件は、区広報の姿勢を示すものです。

行政機関の広報と言うより、宣伝効果を狙いすぎて、大事なことを忘れています。

自らの考えを打ち出すことを先行し、周りへの配慮が後回しです。税金の使い方としてふさわしいのか、疑問を持ちます。

これらを許した区長の見識が問われます。