新しい年に憂う~真実が隠される

2018年1月1日 00時02分 | カテゴリー: ワクチン, 活動報告

福島第一原発から洩れた放射能の広がり

新年を迎えましたが、心配なことがあります。

情報が隠され、国民が健康被害をこうむる。許されることではありません。

しかし現に、東日本大震災の福島原発事故では、どの地域に放射能が飛散したか真実は公表されず、住民は汚染された地域に避難しました。

国が情報をコントロールするのは、福島原発事故だけでしょうか。

今心配なのは子宮頸がんワクチンで副反応被害の症状のうち一部のみ認め、多様な症状を「無かったこと」にする動きです。

2017年12月22日の厚生科学審議会 ワクチン副反応部会では、現在勧奨をおこなっていない「子宮頸がんワクチン」について、これまでの議論整理の読み上げ後、「国民に提供する情報の内容について」(リーフレット)の検討ほか、分厚い資料が配布されました。リーフレットは3種類あり、①被接種者と保護者向けのリーフレット②被接種者と保護者向け(接種直前)リーフレット③医療者向けリーフレット、でした。

内容は厚労省が検討してきた痛みを子宮頸がんワクチンの副反応症状として研究する「痛み班」中心の結論から導き出されたものであり、重大な瑕疵がありました。医者用の「見直し案」ではこれまで多くの副反応被害少女を苦しめた症状のうち、「計算障害、記憶障害」を抜いてしまっていました。子宮頸がんワクチン副反応は、多様な症状があらわれます。今国は「痛み」の症状に対する対策として、ワクチン接種をしなくても痛みなどワクチン接種で問題になった同様の症状が思春期の少女に現れる、ワクチンによる痛みの症状には国として対策している、などを理由として、そのほかの症状を無かったことにしようとしています。

わたしの手元には、子宮頸がんワクチンの副反応被害報告集があります。

この報告集の北海道恵庭市の金澤さんの場合は、ワクチン接種前は、看護学校に入学できる身体、学力の持ち主だったのに、接種後は学校をやめなくてはなりませんでした。記憶障害が現れ、MRI画像で海馬萎縮 髄液検査で辺縁系脳炎と診断。特別児童扶養手当2級の認定を受けています。

子宮頸がんは流行によって感染し多くの人が亡くなる病気ではありません。検診や手術によって予防したり、進行をとめることができる病気です。また、子宮頸がんワクチンは、がんそのものを予防する効果は確認されていません。健康被害の危険があるにも関わらず、接種を勧めるべきなのでしょうか。副反応の出現率が高く、その症状が重篤であると報告されています。

22日、国に対し訴訟を起こしている被害少女を支援するHPV薬害訴訟全国弁護団は、被害少女とともに記者会見を開き、21日付けで厚労省に提出した「HPVワクチン接種後に生じた症状に関する新たなエビデンスの有無についての検討の見直しを求める意見書」について説明しました。記者会見では、現在区内に住む副反応被害少女も会見に臨みました。少女は子宮頸がんワクチン接種後生活が一変し、何度も入院治療をし現在も体調の波があり、家族で不安な日々を過ごしています。

弁護団の会見はこちらから

国は副反応被害少女の多様な症状への治療法を確立した実績もなく、治療法によって直ったとの「希望」すら伝えていません。いま、ワクチン接種の「勧奨」はするべきではありません。

今年もごまかしを許さず、「真実」への施策を求め、議会でまた議会以外で行動していきます。