住民無視のシールドマシン発進式

2017年3月2日 10時40分 | カテゴリー: 活動報告

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発信式の会場

2月19日、交通対策等特別委員会の委員として、東京外かく環状道路(関越~東名)の東名からの大深度地下を掘り進むシールドマシン発進式に行ってきました。

国土交通大臣、都知事、衆参議員、都議会議員、周辺区区長・議会議長・区議会議員が出席しました。

世田谷区・武蔵野市・三鷹市・狛江市は副区長・副市長の出席でした。

そのなかで前川練馬区長は、次のように挨拶しました。

「本日はシールドマシン発信式、まことにおめでとうございます。

わたくしども練馬区は、都内でも道路整備が著しく立ち遅れています。

従いまして、都市計画道路の整備は、私どもの最も重要な課題の一つであります。

これまでも練馬区は外環道整備に当たっては積極的に協力を申し上げてきました。

個人的なことですが、わたくしも東京都に勤務しておりました時は、外環道工事再開に微力を尽くした記憶があります。

今後とも積極的に協力申し上げます。

合わせまして、いま整備の遅れている青梅街道インターチェンジ付近の整備、外環の地上部の道路である外環の2の建設もよろしくお願い申し上げます。」

都庁に勤務したころのことまで話したのに驚きましたが、前川区長の外環道本線のみならず外環の2建設、さらには都市計画道路建設への思いのにじむ挨拶でした。

区長の目は、これまでの生活を守り環境を大切したいと考える住民には注がれず、自分の功績として道路建設をすすめようとしています。

 

小池都知事から、外環道青梅街道部分の用地買収を受託したとの挨拶がありました。(実際は2017年度に受託予定)

 

高齢化と若者の車離れで通行する車の台数は減っています。地上部の道路である「外環の2」建設を杉並区・武蔵野市・三鷹市はすすめていません。練馬区だけの外環の2建設を要望する練馬区長の姿勢は、住民無視と言えます。

 

現に会場前では外環道建設反対のぼりをたてて市民が集結して、「石神井公園・善福寺公園・井の頭公園のいずみを枯らすな!と声をあげていました。

それに対し会場は大型構造物の奥にあり、反対派のシュピレヒコールが響かないように音響設備を配置され、国・都の住民無視の姿勢は明らかです。

 

深い失望を感じながら、会場の世田谷からどこまでもチェーン店の並ぶまちを通りバスで帰りました。
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