今求められる医療とは?

2016年6月3日 17時00分 | カテゴリー: 活動報告

練馬区地域医療計画を策定されて3年たちました。超高齢化社会を迎え、進捗状況を確認し、今後の計画内容を明確にする必要があります。

順天堂

順天堂大学附属練馬病院は病床の稼働率が94%と過密で、90床の増床計画がある。

光が丘

順天堂病院とともに、区が中核病院とする練馬光が丘病院。光7小跡地への建替え計画が協議されている。

 

 

 

 

 

 

 

計画には5病院構想として、順天堂大学附属練馬病院・練馬光が丘病院・練馬総合病院に加え、区内西部に200床以上の病院を新たに2つ増やして5病院とすること、その1つは500床以上の病院を整備することを最優先課題としました。ところが区が昨年発表した「みどりの風吹くまちビジョン」と「アクションプラン」には、「5病院構想」という言葉は出てきません。

ビジョンやアクションプランによれば、「病床の確保と在宅療養ネットワークの構築」として順天堂練馬病院の増床、光が丘病院改築、大泉学園町に建設中の新病院にふれています。区はこれまで新病院について、地域包括ケアシステムをすすめる病院と説明してきました。厚労省の推奨する「地域包括ケアシステム」とは、中学校区ほどの歩いていける範囲の日常生活の場のなかに医療・介護・予防・住まいなどのサービスが一体的に提供されることです。

私たちは大きな病院をつくることを優先させるより、医療・福祉・保健を統合し、在宅ケアの確立を訴えてきました。区内で早急に確保すべきなのは、急変時に対応する救急体制や丁寧な退院支援をおこなう地域の病院です。

高齢化が進むなか求められているのは、地域に開かれた病院です。大病院誘致を優先する5病院構想は必要なく、地域医療計画の見直しを求めます。