多様な生き方を認めるために

2016年4月19日 10時37分 | カテゴリー: 活動報告

4月4日 性的マイノリティ

区議会での質疑を報告しました

昨年11月、渋谷区の同性婚に証明書を発行する、「男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」に対する練馬区議会議員の発言が新聞に取り上げられ、ネット上でも話題となりました。

発言は、婚姻は次の世代を生み育てるからこそ優遇されていると、子どものいない同性・異性カップルの存在を否定。さらに条例の内容について、男らしさや女らしさ、男女による結婚を尊重する日本社会の伝統的価観を否定していると述べました。

4月4日「多様な生き方を認める社会を~練馬区議会における性差別問題を考える~」集会が開催されました。

講師の平良愛香(たいらあいか)さんは、自身が成長する中でゲイとして自覚し、その後ひとりで苦しむ性的マイノリティの味方になりたいとゲイであることを周囲に証し牧師になりました。平良さんは、「自分らしい性とは多様である。」と話します。

集会のなかで、わたしは、区議会で会派として質問したことを報告しました。

1. 公的立場にある自治体職員や区議会議員による差別的発言に対して、区の対応を質した。

→区は議員については触れず、職員の性的マイノリティについての研修等をおこなうと答えた。

2. 思春期の性的マイノリティ当事者は、ありのまま自分を告白できずに悩み自殺願望を持っているため、教育の場での対応をすべきと尋ねた。

→区はあらゆる差別や偏見の解消を目指すと答えた。しかし、男性であるか女性であるかの性自認に悩む生徒にとって重要となる「男女混合名簿」については、11年前の都の通達を引き合いに、採用はすすめないと答弁した。

さらに区議会の他会派からの報告や、発言を遺憾とし陳情を提出した人の思いが語られました。

会場からは、性的マイノリティ当事者が、差別の構造を指摘してなお、「つながる」ことを求めました。さらに区内在住当事者は「(性をどう捉えるか)主張し争うだけでは、何も生まれないのでは」投げかけました。

 

集会は、性的マイノリティへの学びを重ね、息の長く施策を求めようとのアピール文を読み上げられ、閉会しました。

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平良愛香さんと

性の多様性についての理解には、当事者の声を聞き学びや共感を広げる活動が大切であると思いました。誰もが暮らしやすい社会へと変わる働きかけをしていきます。