第一回定例区議会報告①「北朝鮮へのミサイル発射に対して断固抗議する決議」に反対

2016年2月18日 09時49分 | カテゴリー: 活動報告

第一回定例区議会が、2月5日から始まっています。

2月10日、臨時開催の議会運営委員会では、「北朝鮮へのミサイル発射に対して断固抗議する決議」について、話し合いました。

示された決議文(案)は、2月7日に朝鮮民主主義人民共和国である北朝鮮が、長距離弾道ミサイルを発射したとし、これは国連安全保障理事会決議・国連安全保障委員会決議・日朝平壌宣言に違反しており、今後安保理決議への違反する行為を行わないように求めるものでした。

生活者ネットワークのきみがき圭子は、会派としてこの決議に反対をしました。反対する理由は、以下の点です。

1、「事実上の長距離弾道ミサイル」としてあおることは、政権のすすめようとする軍事費を増大の動きを容認することに繋がる。

2、シリアでは、アメリカ、ロシア、フランスによる空爆によって一般市民が犠牲になっている。これらの戦闘行為を反対する決議もあげるべきである。

問題の発射物は現在宇宙空間に達し、「ミサイル」ではなく長距離ロケットとして軌道に乗っています。

朝鮮民主主義人民共和国は、1月6日の4回目の核実験への国際社会の非難を無視し、今回の発射を強行しました。今回発射したロケットは、長距離弾道ミサイルを発射する技術開発になると、考えられます。それでも、新聞やテレビニュースで「事実上の長距離弾道ミサイル」と決めつけ報じていることに、違和感を持ちます。

日本もアメリカも「事実上の長距離弾道ミサイル」と考えられるロケットを打ち上げています。一方のみ責めることは、おかしくないでしょうか。

意見の表明は、慎重であるべきです。これまでの経験では、制裁という力による強硬姿勢では、問題の解決に繋がっていません。区議会がそうした動きをさらに後押しし、決議をあげることに、賛成できません。

一方、現在ロシア、フランス、アメリカは「イスラム国」への攻撃としてシリアへの空爆をおこなっています。昨日は空爆によって病院が爆破され、50人以上が亡くなったとの報道がありました。病院には、「国境なき医師団」が治療にあたっていました。これら戦闘行為は正当化され、空爆している国は、他の国による誤爆として責任を逃れようとしています。尊い人命が失われていることを考えれば、戦闘行為をなくすためにこそ、共同で立ち上がるべきです。

国や自治体には、戦闘を出来うる限り避けるための努力や働きかけが、求められますが、現実は政府はアメリカ・韓国ととももに朝鮮民主主義人民共和国への制裁措置を発表していて、逆行しています。

平和憲法9条をもつ国民として、粘り強い交渉による平和を求め、実践していきます。

※2月10日付けで区は「北朝鮮による「人工衛星」と称するミサイル発射に関する抗議声明」を区長名で発表しました。また、本会議場での採決で、生活者ネットワーク、市民の声、市民ふくしフォーラムは反対しましたが、賛成多数で可決されました。決議文を区のホームページで読むことが出来ます。しかし、朝鮮民主主義人民共和国と日本は国交がないため、相手国に届けることはできません。