卒業式によせて

2015年3月27日 19時16分 | カテゴリー: 活動報告

地域の小学校の卒業式に参加しました。ひとりひとりが将来の夢や中学生生活への抱負を語る姿に感動しました。

 4月からは練馬区でも実施される教育委員会の制度が変更されます。教育長を区長が任命し、教育長と教育委員による「総合教育会議」が設置されますが、「会議」は区長が主宰し、事務局も区長部局の総務部が担うので、区長の教育に対する関与が強まります。

 区長はしばしば「自分を応援してくれた政党を応援することは当然」と述べているので、今後は区長を応援する政党の言いなりとなり、教育の中立性が保てるか心配です。

 そもそも教育委員会は戦前の国家による統制の反省から、政治的介入を防ぐために設置された機関です。3年後の「道徳の教科化」では、「道徳」についても評価するため、本来は心から湧き上がるはずの「愛国心」さえ、押し付けになります。このままでは、子ども達が同じ方向しか向くことの出来ない状況がつくり出され、戦前の教育に逆戻りすることになると、多くの識者から指摘されています。

 国連子どもの権利条約にあるように、子どもたちが自由に学び育つ権利を守ることは、大人である私たちの責任です。将来の夢や抱負を語る卒業生たちが、自分らしくのびのびと成長してくれることを願わずにはいられません。