サービスの質を保て!~区の介護予防・日常生活支援総合事業

2014年11月12日 11時56分 | カテゴリー: 活動報告

医療高齢者等特別委員会で示された資料

来年度の介護保険改定で、「要支援」対象者への「通所介護」「訪問介護」を介護保険制度から外すことが決定し、区民の方から、「これまで通えたデイサービスに通えなくなるのでは」、との不安の声が寄せられています。

 生活者ネットワークは区民とともに担当課へのヒアリングをおこなってきました。11月5日の医療高齢者等特別委員会で示した『介護予防・日常生活支援総合事業』では、ボランティアの活用など多様なサービスの提供を打ち出していますが、これまでの介護保険制度での決まりを緩める内容でした。

訪問型サービスと通所型サービスを担う事業者は、これまでの「2.5人以上」の職員配置基準をなくし、「サービス提供責任者を必ずしも置かなくて良い」、ともしました。こうした基準緩和で、介護保険制度で保証してきたサービスの質を保つことが出来るのか、心配です。

通所サービスでは現在「要支援」の方で通所する85%が、車での送迎サービスを受け、利用料金の中で送迎代は含まれていました。今後は、送迎代が自己負担になる場合もあるようです。利用者の負担増となり、サービスを使うことをやめてしまうのではないでしょうか。

 「介護予防」は、介護保険の理念である高齢者が「自立した生活」を送り、重度化しないために体力や状態を維持していく大事な制度です。今後もさらに注視し、要支援者へのサービス確保を求めます。