特定秘密保護法学習会~政府にとって都合の良い「基準素案」にパブコメを出そう!

2014年8月11日 18時47分 | カテゴリー: 活動報告

講師は情報公開クリアリングハウスの三木由希子さん

8月8日、自由人権協会、日本ペンクラブ、情報クリアリングハウス主催による「特定秘密の指定・解除・適正評価の基準素案勉強会」に参加しました。

12月に成立した特定秘密保護法は、

①特定秘密の範囲が拡大されるのではないか。

②秘密指定期間が長期化するのではないか。

③秘密の解除が適切にされるか。

④秘密の廃棄がすすめられるてのではないか。

⑤特定秘密に指定されると、政府内に問題があっても公表されないおそれがある。

⑥刑事罰の存在が取材活動や内部告発の妨げとなる。

⑦運用監視はまともにされるか、

などの問題が指摘されています。

717日の情報保全諮問会議で公表された基準素案は、これらの懸念を裏付けるものでした。

例えば、法案審議の段階では、内閣は「特定秘密」の指定や解除にはしっかりとした基準を設ける、と説明しました。ところが、基準素案では、特定秘密の指定禁止は法令違反以外とされるのみで、政府、また特定の団体や個人が不当の利益を得ることを禁止する基準となっていません。

「内閣保全監視委員会」が設置され、事務局は「内閣情報調査室」が担うとしています。監視されるべき内閣内に設置されて、「監視委員会」として機能できるのでしょうか?政府が秘する特定秘密について、国民からの不服申し立て等を審査する「第3者機関」によってこそ「監視」が出来ます。この基準素案では、国民の知る権利は保障されず、内閣に委ねられてしまいます。

基準素案は、「特定秘密」が政府によって都合よく拡大解釈され、運用される内容です。これが通れば、情報は国民の手を離れ、政府のみが管理することが許され、大変危険です。

市民として今わたしたちに求められていることは?

「基準素案」への意見を出し、横暴を許さない姿勢を示すことです。

国は「特定秘密の指定及びその解除並びに適性評価の実施に関し統一的な運用を図るための基準(仮称)(案)」に対する意見募集の実施について」「特定秘密の保護に関する法律施行令(案)」、「内閣府本府組織令の一部を改正する政令(案)」について8月24日までの期限で意見募集を行っています。

秘密保護法と基準素案の問題点を、国民の声として届けましょう!

「特定秘密の保護に関する法律施行令(案)」に対する意見募集

「特定秘密の指定及びその解除並びに適性評価の実施に関し統一的な運用を
図るための基準(仮称)(案)」に対する意見募集

「内閣府本府組織令の一部を改正する政令(案)」に対する意見募集