安全性に疑問、子宮頸がんワクチン

2014年3月25日 19時46分 | カテゴリー: 活動報告

国立・生活者ネットワーク、国分寺・生活者ネットワーク主催の学習会「受ける?受けない?子宮頸がんワクチン」に参加。講師は産婦人科医師武田玲子さんでした。

 子宮頸がんはHPV(ヒトパピロマーウイルス)の持続感染により10%程度でHPVが子宮頸部の上皮細胞に侵入、核変化させ異形成をおこします。程度が軽い場合は、大部分が自然に治癒。高度に異形成を起こした細胞のみ、数年から10数年後にがんへと進行します。

がんになるのには遺伝や衛生状態が関与すると考えられます。1950年半ばの日本では、子宮頸がんによる死亡率は2008年に比べ4倍も高かったのです。減少したのは各家庭に風呂が普及したことで、衛生状態が改善したとする説があります。

 子宮頸がんワクチンは、HPVのうちハイリスクと言われる15種類ほどの型があり。そのうち16型、18型の2種類が世界の子宮頸がん70%の原因になっていて、この感染予防のために開発されました。日本人の子宮頸がん感染には、16型、18型以外のウイルスが多く見られ、ワクチンの効果が期待されるのは43%のみです。

ワクチンはタンパク粒子(イラクサギンウワバ細胞から遺伝子組み換えで作成)と免疫反応を高めるためのアジュバンドとして水酸化アルミニウムが添加されています。水酸化アルミニウムはマウスの脳内運動ニューロンを死滅させることが報告されています。人の脳はマウスより影響を受けやすく、ワクチン接種によって脳機能を破壊する可能性があります。

 多くのワクチンは発症予防を目指すのに対し、子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)は感染予防を目指しますが、しかし、接種後20年、30年して感染防護に必要な抗HPV抗体の浸出状態が保たれるか、現時点では不明です。

 HPVは子宮頸部の表面のみの感染で、ウイルスを物理的に取り除くことで除去することができます。子宮頸がんは衛生状態が向上すると減少することがわかっていて、予防に効果的な薬草等で洗うことも有効です。 武田さんはまだ性経験がない子どもに「がん予防」といってワクチンを接種する必要はない、と力説しました。

 性感染症予防ワクチンとして、緊急性がないのに短い期間の国会審議後導入された子宮頸がんワクチンは、現時点ではがんそのものを予防することが確認されていません。昨年4月「子宮頸がんワクチン」の名称で法定接種になってしまいました。区内の被害だけでなく全国で多くの副反応被害者がいます。接種者全員の追跡調査は鎌倉市など6自治体で始まっています。年度内にワクチンの勧奨再開に向け、動きがあるのではないかと心配されますが、被害者をこれ以上増やさないためにも、慎重な判断をして貰いたいものです。

3月20日、日本線維筋痛症学会(西岡久寿樹理事長)から田村憲久・厚生労働相宛てに、子宮頸がんワクチンの接種を受けた人の実態調査を求める要望書が提出されました。

 3月25日、「薬害オンブズパーソン」「日本消費者連盟」「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」と厚労省職員との意見交換をおこなう集会に参加します。同日、東京・生活者ネットワークの都議会議員山内れい子さんが一般質問で子宮頸がんワクチンについて取り上げるので、傍聴する予定です。

 今後もさらに子宮頸がんワクチンについて、注視していきます。