少女の命、健康を守れ!~副反応症例の情報公開、おこなうと答えたのに

2014年3月4日 20時47分 | カテゴリー: 活動報告

 予算特別委員会は小講堂ほどの広さの会議室でおこなわれ、議員全員が参加して理事者と言われる課長以上の役職職員に質問、審査をおこないます。2月26日の予算特別委員会で子宮頸がんワクチン接種について質問したところ、一度答えた答弁が取り消され、区の健康福祉体制の危機感のなさ、ご都合主義が明らかになりました。

子宮頸がんワクチンは昨年6月より接種をすすめる呼びかけは中止していますが、厚労省に寄せられた子宮頸がんワクチンの副反応報告は、2009年の接種開始からは2320件にのぼり、医師が重篤と判断した事例は538件で増加傾向です。区内からは7件の相談があり、そのうち4件が厚労省に報告されました。私の知っているのは症状が長期で重篤な3人の女子生徒です。厚労省が公開している重篤副反応症例についての情報公開を区に求めたところ、保健予防課長は「提案のようにします。」と当たり前のように答弁しました。

 ところが、この答えに議員席が騒然となりました。ある政党からは「ちゃんと答弁をしてください!」との不満の声が挙がりました。接種を考える生徒・保護者への現時点での十分な情報公開は当然ですが、それを良しとしない議員と、その反応にあわてる理事者の姿。傍聴者によるとメモの書かれた紙を持って走る課長がいたとのことです。保健予防課長の答弁は、その後上司である練馬保健所長から「区のHPから厚労省のワクチンの副反応報告をリンクするなどの情報提供はおこなわない。」と打ち消されました。

 情報提供は民主主義の基本です。原発事故の折に放射能飛散の情報が隠されましたが、情報は人の命を守る命綱となります。今回の場合も、国は接種の呼びかけを再開する動きがあり、行政は住民に必要な情報を提供すべきです。この当然のことがおこなわれないのが、区の現状です。区民がきちんと考えるための十分な情報提供をしないようにプレシャーをかける議員と、それに従う行政の姿。こんな横暴を許すことは出来ません。子宮頸がんワクチンについての情報だけでなく、住民にとって必要な情報公開を今後もさらに求めていきます。

副反応症例について 厚労省ワクチン副反応検討部会審議会資料一覧

 練馬・生活者ネットワークでは、子宮頸がんワクチンについての学習会を予定しています。

「子宮頸がんワクチンの真実」

3月30日(日)午後2時より練馬区男女共同参画センター えーる第3研修室で開催します。講師はワクチンの危険性と効能を疑問視している宮城県在住の佐藤荘太郎医師です。