債権放棄・・その前にできることを!

2013年8月29日 11時08分 | カテゴリー: 活動報告

27日の健康福祉委員会で、2012年度の福祉部として債権放棄の報告がありました。これは区が区民に貸し付けた資金を回収できない場合、「債権の管理に関する条例」の規定に基づき債権を放棄し、一般会計で補てん処理することです。

債権名

債権放棄の事由

件(人)数

金額

生業(せいぎょう)資金貸付金返還金請求権

時効

2件(4人)

4,357,067円

破産などの免責取得

2件(4人)

2,456,226円

応急小口資金貸付金返還金請求権

時効

26件(26人)

2,656,000円

徴収停止後無資力

8件(9人)

960,000円

破産などの免責取得

25件(25人)

1,924,800円

高等学校進学準備資金貸付金返還金請求権

時効

10件(10人)

619,000円

破産など免責取得

4件(4人)

90,000円

合計額

13,063,593円

 ( )は保証人を含む債権者の人数    時効は10年

※生業資金貸付金・・個人事業主で、その世帯の生計を立てるために必要な事業資金を貸すこと。練馬区では2005年に制度がなくなったが、260万円を限度として貸し付けていた。

※応急小口資金貸付金・・緊急かつ一時的に生計の維持が困難となった場合(医療費などの支払い、給与の盗難や紛失、火災などの被災、年金・初回給与等の支給待ちなど)に無利子で小口の資金を200万円限度額で貸し付ける。

※高等学校進学準備資金・・高等学校に入学する際の準備金を7万円限度額で貸し付ける。

返済については一括で返済される人は少なく、滞納となると督促状を送付し、職員による電話での督促、その後弁護士が対応します。区の示した表から、貸付を受けて、その後多重債務などで破産している人が多いことに驚きました。

 高等学校進学準備金については、学校生活を継続するためのサポート体制つくることやせっかく準備金を得て進学した生徒が卒業しているのか、検証・確認することが必要です。

債権回収だけでなく、一人ひとりへの寄り添った支援があるべきです。

国では秋以降「生活困窮者支援法」が成立すると予想されていますが、今後も生活再建に向けたパーソナルサポートを求めていきます。