核実験にNO!~核との共存はありえません

2013年2月18日 00時00分 | カテゴリー: 活動報告

12日、北朝鮮は3回目の地下核実験をおこないました。その目的は「合法的で平和的な人工衛星打ち上げの権利を侵害したアメリカの敵対行為に対して、国の安全と自主権を守るためだ」と主張しています。

 核実験をおこなう国の指導者の関心は、国家の威信の誇示のみにあり、背筋の凍る思いがします。彼らにとって核とは、自分たちに実害はなく、制御出来るものと信じているのでしょうか。そうでなければ兵器開発はできないでしょう。彼らが核を科学実験の道具のように考えていることが、許せません。

 生活者である私たちには、核兵器の恐ろしさが身にしみてわかります。広島・長崎での原爆が、一瞬にして多くの命を奪い、街を破壊し、人々の生活や暮らしを奪ったことを知っています。また、福島での原発事故によって故郷を離れて暮らすたくさんの方がいること、いまだに事故は終息していないことを知っています。核兵器と原発は共に核であり、命を脅かすものです。人類は核を制御できず、共存出来ません。

 核について改めてこのように考えるのは、詩人のアーサー・ビナードさんの講演を聞いたからです。講演の中で彼は「原爆は『Atomic bombmsまたは核兵器(Nuclear weapon)』と言われます。それはまるでホワイト・ハウスの静かな執務室でお茶を飲みながら話す言葉です。当時の指導者にとっては、手を汚さずに人を殺し、街を破壊して戦争を早期に終結することのできる道具でした。彼らはためらいなく投下を命じました。それに対し『ピカドン』は、閃光や爆風を受け、肌を焼かれて生活を壊された市民が作った言葉です。核の恐ろしさを知っているのに、近年『核の平和利用』という言葉で真実が隠され、54基もの核施設=原発が建設されました。」

誰かに押し付けられたり、ごまかされた言葉を信じるのではなく、実感のある言葉で考えます。そして核との共存を許さない行動をします。