清掃工場の排ガスからアスベスト

2012年8月1日 10時52分 | カテゴリー: 活動報告

災害廃棄物の受入れを停止し、原因を究明すべき

災害廃棄物を受け入れ焼却していた光が丘清掃工場1号炉での排ガス測定において、世田谷清掃工場での検出に続き、排ガス1リットルあたり0.26本のアスベストが検出されたとの発表が東京清掃一部事務組合から、26日にありました。
アスベストを取り扱う施設の敷地境界における基準値は1リットルあたり10本で今回の測定結果はこれと比較して「小さい値」であるとし、「清掃工場の排ガスは煙突から排出されたのち、10万倍以上に拡散される」ことから、「周辺環境への影響はない」とのことですが、目に見えず、すぐ発症するわけではありませんが、今後長期間での影響が心配されます。

 アスベストによる健康被害は1995年の阪神大震災で倒壊した建物の解体作業に従事した労働者が、13年後の2008年にアスベスト(石綿)が原因の中皮腫を発症し、労災認定を受けました。アスベスト(石綿)による中皮腫や肺がんなどは、発病までの潜伏期間が数十年から五十年と長いので、これから発症する方が増える可能性があるとされています。

3月に宮城県女川町の災害廃棄物の選別施設を視察したときは、「磁選機、回転式ふるい機での分別の後、アスベストなどの混入を避けるため、手選別で丁寧に分けている。」との話しでしたが、災害廃棄物の受け入れを中止し、原因を究明すべきです。

練馬区は2005年「練馬区アスベスト飛散防止条例」によって、区内でのアスベストの取り扱いが定められています。今回の検出で家庭ごみにアスベストが混入していた可能性もあり、焼却を停止して原因を突きとめる必要があります。

周辺住民から心配の声も寄せられ、会派で「災害廃棄物の焼却を中止すること」「光が丘清掃工場のアスベスト測定を直ちに行うこと」「原因を究明し、結果を公表すること」を東京都と23区清掃一部事務組合に対して区長が要請することを申し入れました
今後さらに原因を明らかにして、情報公開することを求めていきます。