頻発する介護者による事件、再発防止を

2012年7月26日 10時08分 | カテゴリー: 活動報告

6月30日の明け方、練馬区光が丘団地の一室で男性介護者から認知症の家族への暴力がありました。
区の担当者からこのケースの説明を聞き、当事者・家族にとって大変痛ましい事件で、事件の背景や高齢者相談センターの関わりを調べて、早急に再発防止に取り組まなくてはと思いました。

近年「介護・看病疲れ」を動機とする事件は増加傾向にあります。被害者の7割が女性で、加害者の7割が男性です。男性介護者は慣れない家事や介護に追われ、家事・育児をこなしてきた女性に比べて、孤立しがちです。一生懸命介護したが自分の力ではどうにもならなくなり、追い詰められて暴力に至るケース、仕事を辞めて親の介護をし、経済面では不安定であることから将来を悲観して犯罪に走るケースの報告があります。
男性介護者をどのように支援していくかが重要な課題になっています。
今後もさらに高齢者相談センターを中心とした高齢者と家族に対する支援体制を求め、社会全体で介護者を孤立させないしくみづくりに取り組んでいきます。