保証金50億円はどうなるの?

2012年7月4日 13時46分 | カテゴリー: 活動報告

6月定例区議会では議会人事がおこなわれ、わたしは昨年度に続いて医療・高齢者等特別委員会に所属しました。

最初の委員会で下記の報告がありました。
① 練馬区と日本大学は、1989年4月、基本協定書および公有財産貸付契約書を取り交わし、日大光が丘病院としてそれまで医師会病院として使用していた施設と医療機器を使用し運営を開始した。その時日大は50億円の保証金を区に差し入れた。基本協定書では30年間の期間満了時に保証金を返却すると記されている。
②  昨年7月、日大は30年の契約期間を民法604条の規定をもって賃貸契約は20年間で終了すると主張して今年3月31日を持って運営を終了。4月から協議に入っていたが、6月4日付けの文書で日本大学から保証金返却の申出書が送付された。
③ 区は30年間と定められた病院運営継続の義務を履行していないこと、1989年から1994年までの5年間にわたる総額16億1000万円の賃貸料免除をはじめ、日大が継続的に運営することを前提にさまざまな経済的・物質的な支援をしてきた。この経緯を踏まえ、保証金返還要求には応じることは出来ないとの回答書を作成、委員会後送付。

区は50億円を運営保証金であるとの考えを示し、日本大学は賃貸借の保証金であるという考えで、区と日大との間に大きな認識の違いがあるとし、委員会の質疑では日大が裁判をおこせば受けるとの答弁がありました。

日大からの申立書の送付は6月4日、議会への報告は29日でした。6月20日にも委員会は開かれています。25日間区民に知らせない理由はなんでしょうか。区民・議会には即時に情報を伝えるべきです。

50億円は現在財政調整基金に積んであるとのことですが、2012年度末の残高見込み189億円の約26%に当たります。50億円が区民の財産にとどまるのか、日大に返還されるのかは、今後の区政運営に大きく影響します。今後この問題を引き続き注視し、区民が納得のいくような説明を求めていきます。