日大光が丘病院の引き継ぎに不安

2012年3月23日 17時51分 | カテゴリー: 活動報告

日大光が丘病院の後継医療機関である「地域医療振興協会」による練馬光が丘病院の4月1日からの医療体制が、3月14日の医療・高齢者等特別委員会で示されました。

区が当初11月中と言っていた東京都に対する「事前相談計画書」が、前日13日に提出されたと報告がありました。今後、東京都が発行する受理通知書を受取った後、開設許可申請書を提出して開設許可が出て、初めて地域医療振興協会が運営する病院が開院できます。3月31日で撤退する日大から引継ぐためには、4月1日に開設できなければなりませんが、現在手続き上、保証されていない状態です。

医師数を確認したところ、常勤医は70人。この人数は2011年秋の日大光が丘病院の医師数120人の約半数です。小児科の常勤医師数は現在の15人から9人と減少。産科では5人から2人で、夏以降までは出産は引き受けないとのことです。日大光が丘病院は区内の数少ないお産ができる医療機関として、年間500件の分娩を引き受けてきました。

また、救急医療体制は始めますが、東京都の定める二次救急の指定は一定期間の後に指定を受けることとして、現在日大光が丘病院のおこなっている、休日・全夜間の救急は引き受けない。耳鼻咽喉科、血液内科、精神科の診療科は非常勤医師のみの診療となります。

これまで日大と同等な医療の質と規模を後継医療機関が引き継ぐと言ってきた区の主張は、委員会での報告からは遠く及ばないことが明らかになりました。短い時間での引継ぎによって、医療スタッフの確保が困難ではないかという予想が現実になりました。一年をかけて現在の日大光が丘病院の診療体制にしていくと言っていますが、患者はもちろん区民の不安は明らかです。

また今年度内に委員会の開催を求めましたが、21日、開催しないとの通知がありました。私たちが光が丘病院問題に対してずっと求めている、情報公開を回避したとしか考えられません。

今後も光が丘病院の医療体制を注視し、安心・安全な引き継ぎとさらなる医療体制の充実を求めていきます。