練馬駅北口区有地貸付け議案に反対!

2012年2月10日 23時17分 | カテゴリー: 活動報告

2月8日から練馬区議会第一回定例会が始まりました。
先議議案として「議案第40号財産の貸付け(練馬駅北口区有地)」が上程されました。この議案は練馬駅北口の「区民ひろば」である約4,000㎡の区有地を2012年2月16日から2014年3月31日まで、日立キャピタル株式会社に月額1,563,993円で、正規の半額に減額して貸し付けるというものです。

通常、議案は定例会初日に上程され、各委員会に割り振り、委員会での討議を経たのち、採決をおこない、最終日に議決します。初日に議決をするのは異例のことです。

本来は議会で議決した後、3月31日から工事を開始することになっており、11月18日開催の住民説明会でもそのように説明していました。ところが、今年1月、突然、それでは2014年度当初の施設開設が出来なくなることと、社会資本整備総合交付金の交付要件を満たさなくなることを理由に、先議議案となりました。

先議となれば充分な議論の時間を確保できません。先議議案として議決してほしいというのは、議会の議論を軽視しています。

わたしたちは以下の理由で反対討論しました。
① 財産台帳に「区民ひろば」と明記されてきたように、練馬駅北口の土地は区民の財産であるにもかかわらず、区民の了解を得ることなく、民間の金融事業者である日立キャピタルに50年もの長期にわたり土地を貸し付けることは、区民に対し無責任であり、区民主権に反します。

② 減額に妥当性がありません。区民の大切な財産である区有地を貸し付けるにあたって、工事中は地代を半額にすることは民間ではあり得ないことで、区は民間に譲歩しすぎています。

そもそも、カネボウの工場跡地であったこの土地は、環境改善事業のために東京都から区が買い取ったものと聞きます。だからこそ、「環境との共生」は揺るがしがたい視点です。

今、本当に「環境との共生」を考えるならば、この貴重な土地はみどりのオープンスペースとして、区民のために残すべきです。駅前だからこそ、区有地だからこそ可能な「区民ひろば」として次世代に継承することが、環境、防災、人々の交流がもたらすにぎわいのいずれの目的にも適った最良の活用法と考えます。

討論後の議決において残念ながら賛成多数で可決されてしまいました。

今後もさらに区民主権の立場を主張し続けていきます。