日大光が丘病院撤退・新病院への引継ぎ中間報告 

2012年1月26日 18時19分 | カテゴリー: 活動報告

医療・高齢者等特別委員会では3月31日をもって撤退する日大光が丘病院の後継新病院についての中間報告としてA4サイズ1枚の文書が提出されました。

新病院の名称は「(仮称)公益社団法人地域医療振興協会 練馬光が丘病院」、通称「(仮称)練馬光が丘病院」。管理者(藤来)、病院長(川上)の氏名、診療科目(新設2科を加え20)、病床数342床。今後、東京都に事前相談計画書を提出するとのことです。

文書では医療体制については現在、医師70名、看護師200名を確保する目途が立っているとのことなのですが、小児科医の確保状況を聞いたところ、常勤10名、非常勤7名とのことでした。日大光が丘病院は常勤16名ということですから、同規模に整えるならばさらに多くの医師、看護師を確保しなければなりません。

また、安全に患者を引き継ぐために開院時点での入院患者数を減らす必要があるとして、開院までの一定期間外来および救急患者の受け入れ制限を区として日大に依頼すると言っています。

そうなると3月下旬には救急患者を受け入れないことになり、救急医療に混乱が起きることが心配されます。その対策をどうするのか? 区民にどう周知するのか? さまざまな課題を想定して、解決策とともに患者や住民に知らせる努力を怠らないでほしいと思います。 

私たちはこれまでも一貫して情報公開を求めてきましたが、尋ねなければ知らせないで済ませようとする行政の態度が、住民の不安と不信をかきたてているのです。引き継ぎ協議会での確認事項をすべて明らかしていないので、中間報告が歯切れの悪いものになっています。

1月26日より地域医療振興協会は電話での相談窓口を設置することを発表しました。相談を受ける内容は診療科目及び内容、外来診療予定、電話の対応は看護師とメディカル・ソーシャルワーカーが受けるとのことですが、電話での対応のみで本当に患者の思いに応えることができるのでしょうか?

区の役割は「事実はすみやかに公表すること」、「患者の立場にたった引き継ぎをおこなうこと」です。患者が不安にならないよう丁寧な対応を求めていきます。