いきいきと働くかたち〜社会的企業について考えよう!

2011年8月25日 10時35分 | カテゴリー: 活動報告

人はどんな人も社会貢献を果たし、自立して生活したいと願っています。
生活者ネットワークでは以前より社会問題の解決を目的として収益事業に取り組む、「社会的企業」を提案してきました。

「人生ここにあり」(原題 やればできるさ!)というイタリア映画をご存じですか?
1978年施行された通称“バザリア法“により、精神病院の全廃が進められていた時の実話をベースに、元患者たちが社会参加していく過程をユーモアを絡めて描いています。

舞台は1983年ミラノ。
精神病院の元患者たちのいる施設に、組織のなかでは浮いてしまう熱血漢ネロが左遷されてきます。労働組合で活動してきた彼には精神病に対する知識はないのですが、先入観にとらわれず、個性が強く社会になじめない元患者たちの人格を認めて接します。
そして元患者たちに「協同組合を作って仕事をしよう」と提案し、彼らの特性である根気、細部へのこだわりを活かした寄せ木細工の事業を立ち上げます。
事業は評判を呼び、元患者たちはアパートを借りて自活するまでになります。
しかし、もちろんスムーズにはいかず、さまざまなトラブルがおこります。
それでもネロは「やればできるさ!」と言って元患者たちを励ますのです。

ネロが作った「協同組合」は「社会的協同組合」と呼ばれ、「社会的企業」の一つです。
「社会的協同組合」では障害者・労働条件で不利な立場にある人が、平等の権利と義務を負って働くことで市場の相場にあった賃金を得ます。

今後日本での社会的企業の取り組みがすすみ、障がい者や労働条件で不利な立場にある人が、自らの自主性によっていきいきと働く場を確保できることがすすむべきだと思いました。

多くの人にこの映画を見て「社会的企業」について考えて欲しいです。