日大光が丘病院 撤退 その3

2011年7月26日 12時43分 | カテゴリー: 活動報告

新病院の条件

7月25日の医療・高齢者等特別委員会で日大光が丘病院を同等の規模・機能を維持して引き継ぐための医療機関の公募要項の骨子が示されました。
○現在の病床数342床を引き継ぎ、①救急医療②小児医療③周産期医療④災害医療4つの医療機能を重点とする。
○現在の診察科目を基本として総合的な医療機能を担えるようにする。
○病院の土地・建物は無償貸与とする。
○土地・建物の貸付は30年間。
○保証金は無し。
土地・建物を無償貸与、保証金無しは破格の条件です!!
建物が築25年で老朽化しているとの理由では納得できません。

公募要項の条件がこの短い期間で委員会にかけられ、8月1日に公募を開始するスケジュールに大変な不安を覚えます。時間がない中で、細かい事項が確認しきれません。
区は「新病院となった団体と交渉する。」と、詳細をあいまいにしています。また、負債による撤退を繰り返さないように「新病院となる団体の経営状態の把握を医療コンサルタントがおこなう。」とも言っています。
このように公募を急いでするようになったのは、契約を翻した日大に責任がありますが、日大の撤退の意思を確認してから7ヶ月間情報公開してこなかった練馬区の責任は重大です。
わたしは「日大との病院引き継ぎと言われるが、引き継ぐ条件が日大から示されているのか。」と質問しました。日大は条件を示していないそうです。どうやって公募の条件を新病院に示すのでしょう?本当にきちんと引き継ぐことが出来るのでしょうか?

委員会の中で「日大の医学部に病院の撤退が知らされたのは7月13日である。」、「現在小児科の医師によって病院存続の嘆願書が出ている」といった情報が出ました。
また、「今の医療体制を保つことができるのか、区民に約束すべき。」「日大光が丘病院の存続にこだわるべきである。」「裁判はやむを得ない。」との意見がありました。
区からは日大にさまざまな条件を提示したが、断られたと報告がありました。

しかし、忘れてはならないのは、まず地域医療の中核として日大光が丘病院の機能と運営がしっかり存続することです。
そのためには口約束ではなく練馬区長と日本大学理事長との間で文書を交わしての意志の確認が必要です。練馬区と日大が話し合いを続けることを求めていきます。
今後も練馬区に情報公開を求め、みなさまに伝えていきます。